クレジットカードにはポイントを貯めたり付帯サービスを利用する他にお財布がピンチな時に支払いを助けてくれたり、リボ払いや分割払いを使って大きな買い物をしたりなど様々な使い方があります。
そんな便利なクレジットカードですが、申込みには審査が必要です。
もちろんこの審査が通らないとカードを所持することすら出来ないのです。
この記事を読んでいる皆様の中にも申し込みをして審査が通らなかった方もいるのではないでしょうか。
それではなぜ審査が通らなかったか、理由を真剣に考えてみましょう。
そもそも申込み基準を満たしていない
クレジットカードを申し込む際、必ず申込み基準というものがあります。
そもそもこの基準を満たしていないと審査に通ることは絶対ないのです。
よくある基準として
- 学生限定
- 満30歳以上限定
- 女性限定
などが挙げられます。クレジットカードの審査に落ちた方はもう一度申し込み用紙や公式サイトを見直して確認してみましょう。
申し込み用紙や記入項目に不備がある
こちらも初歩的なミスといえますが、可能性としてないことではありませんのでもう一度ちゃんと見直しましょう。
会社によりますが基本的に審査には「スコアリング」というシステムが使われています。
この「スコアリング」というシステムですが、簡単に説明しますと申込者の個人情報に点数を付けるというものです。
加算式になっていますので記入がない箇所は0点になってしまうのです。
もちろんこの点数がいいほど審査に通りやすくなっています。
固定電話を持っているのに記入しなかったり、必須ではないからといって空欄にしたりとマイナスになるような事は一つでも潰し、少しでも審査が通るよう自分自身で対策するように心がけましょう。
審査基準を満たしていない
こちらも審査の通らない原因として多い部類になります。
転職中で仕事についていなかったり、アルバイトやパートなどで収入が著しく少なかったりと収入面で信用があまり得られず落ちてしまう事があります。
その他には自分の借金じゃなくても連帯保証人になっていたりすると審査に影響がある場合もあるそうです。
過去に金融トラブルをおこし信用情報に傷がある
こちらは最近の若い子によくある理由となります。
いわゆるブラックリストにのっていることを指し、過去に支払の遅延や未払いなどがあるとクレジットヒストリー(その名の通りクレジットカードの利用履歴)に傷がついてしまい審査でマイナスになってしまうのです。
信用情報は、株式会社CIC(シー・アイ・シー)や全国銀行個人信用情報センターなどに所有されてしまいます。クレジットカード会社は申込みがあったらこの信用機関の情報をその都度参照し審査するのです。
携帯の使用料金の遅延で、機種代金が請求に含まれている場合など、こちらに登録されてしまうことがあるのです。
ちなみにお金を払えばこの情報を確認することも可能です。審査が通らなかった人は一度この情報を見てみるのもありです。
他社からの借入額が多い
カードローンやキャッシングの利用金額が多いと審査に通らなくなってしまいます。
お金を沢山借りている=お金に困っているとみなされ、クレジットカードの引き落としがパンクしてしまうのではないかと捉えられる可能性もあるのです
借入れ状況も信用情報に登録されていますので各企業に共有されてしまいます。
ここもなるべく気を使い借入額の少ないときに審査を申し込んでおくのも一つの手です。
まとめ
クレジットカードは一度作ってしまえば、期限がきてしまってもよっぽどの事がない限り更新してもらえます。
利用する予定がなくても、作れる時に作っておくのも一つの手となります。
そして住宅ローンや、車のローンなどお金が絡む事には必ず信用はついて回ります。
クレジットカード意外にも情報は共有されてしまいますので、
くれぐれも遅延などで信用を下げてしまう事のないよう常日頃から心がけましょう。