クレジットカードの審査に通らない・・・その原因は?

審査に通らない・・・原因と考えられる理由とは クレジットカード

始めてクレジットカードの審査を申し込んだのに、否決されてしまったという経験をされた方もいるのではないでしょうか?
原因がわからないとやはり不安になることでしょう。

クレジットカードを作る際に、いくつかポイントがあります。
実は、初めてクレジットカードを作る際は、参考にする履歴がありませんので、判断するのが難しい。という点があります。クレジットカードの発行やご利用・返済履歴はクレジットカード会社同士のネットワークである「信用情報」というところに記録されます。その名の通りその人の信用の情報ですので、そこに一切情報がないと、クレジットカード会社でも返済可能な人物なのか、そうでないのか判断しかねるケースが増えてきます。

補足として
現代では20代でクレジットカードを持つ人が増えているため、年齢が高くなるほど、信用情報に記録が残っている場合が多くなります。
つまり、年齢が高くなっても信用情報に記録がない場合は、かえって怪しまれることもあるようです。
やはりクレジットカードは作れる時に作っておいた方が良いですね。

初めにお伝えすると初めての申込みで審査に落ちても全く気にする必要はありません
下記にポイントをまとめましたので、参考にしてください。

審査に通らない理由 6つ

それぞれクレジットカード会社によって審査基準が異なり、初めて申し込んだ場合自分のステータスと申し込んだクレジットカードの属性があっているかどうか。というところをもう一度見直しましょう。

クレジットカードの属性はいわゆる、一般カードとゴールドカードなどのステータスカードに分けられます。
それぞれの違いは審査するクレジットカード会社にもよりますが、ステータスカードの方がメリットが大きい分審査も厳しめになる場合が多いです。

また、一般カードは年会費無料の場合でもゴールドカードの場合は年会費がかかる。など申し込むクレジットカードによって違いがありますので、事前にチェックをしましょう。

クレジットカードを申し込む際には、収入(年収)/勤めている企業規模/勤続年数/居住年数などが審査の際に重要視されます。そのため、勤続年数が短い、など判断された場合には審査を通過することはできません
つまりカード会社それぞれの基準がありますので、同じ条件でも十分審査基準を満たせている場合と満たせていない場合があります。
カード会社との相性」とも言い換えられますので、1社落ちたからと言って、クレジットカードが作れないということにはなりません。自分の収入やクレジットカードの使用用途を今一度確認し、改めてクレジットカード会社に申込みをしてみましょう。

注意点として、クレジットカードを申し込むたびにその個人の信用情報にクレジットカード会社がアクセスし、その履歴も残ります。つまり、連続してクレジットカードの申込みをすると、与信の際にクレジットカード会社から「なぜ、短期間にこんなに申込みをしているんだろう」と余計な疑問を抱かせてしまい、結果として審査に通らなくなるなど状況が悪化する場合があります。
緊急で必要でない場合はじっくりと吟味をして、複数のクレジットカードのお申込みをする際には、少し間を開けることをおススメします。

雇用形態や年収

クレジットカードはその他のローン契約と同じように、その方の返済する力があるかどうかというところに重点をおいています。
具体的にいうと、安定した職業と一口でいっても倒産やリストラの可能性などマイナス要因が少ないほど有利になります。
つまり公務員などの職業と一般企業であれば、公務員のほうが審査は有利となります。

芸能人などがクレジットカードが作りづらいという話を聞いたことがある方もおられるかと思いますが、
やはり将来のことまで加味すると安定性にかけると判断されているケースが多いと思います。

勤続年数が短かったり、転職が多いなども審査に通りづらくなる原因になります。逆に新卒などの場合は新社会人に向けたクレジットカードやキャンペーンがありますので、調べてみるといいでしょう。

お申込みの前に審査が可能かなど事前審査を行える会社がありますので、試してみてください。

カードの所持枚数が多い

カードの所持枚数と審査の基準については、良く聞かれることでもあり、実はクレジットカード会社によっては、見ている可能性があります。
どういうことか、といいますと、現在国内で発行されているクレジットカードは3億枚をゆうに超えています。つまり、日本国民全員が3枚づつもっているということ、ある程度の年齢の人だけに限定をすると一人平均4枚以上のクレジットカードをもっている計算になります。当然所持していない人もいますので、現実的に一人で相当数のクレジットカードを所持していることになるでしょう。

クレジットカードは基本的に年会費がかかるため、あまり多くのクレジットカードを持つことに意味はないと思うものの、現在魅力的なサービスを提供しているクレジットカード会社が多くあり、たくさん所持したくなる気持ちもわかります。

簡単にしくみをお話しましょう。

クレジットカードの申込みや所持をすると金融機関に個人の「信用情報」という形で登録されます。つまり、どこのクレジットカード会社でどのくらいの借入(枠)があるか、どの程度のカードを所持しているか全てわかるようになっています。
つまり、クレジットカードの所持枚数が多いと、申し込んだときは借入がなくても、使おうと思えば本人の返済能力を超えて借入やお買い物をすることが可能になります。

これは相対的にクレジットカードの所持枚数が多すぎると、審査基準は高くなる原因になるという事ではなく、
クレジットカードの所持枚数に比例して、ご自身の信用情報がどの程度担保されるか。という事に他なりません。

結論としましては、複数枚のクレジットカードを所持したい場合は、所持したいクレジットカードのメリットと、ご自信の収入のバランスを考え、必要であれば、あまり使用頻度の高くないクレジットカードを解約したり、申込み時の枠を抑えめにするなど、工夫が必要です。
またポイント目的でカードを作る場合ですが、今はクレジットカードのポイントを他のポイントに振り替えたりして、クレジットカードを新たに発行しなくてもクレジットカードによっては同程度のサービスを受けられる場合もあります。
すぐにカードを申し込むのではなく、一度自分で持っているカードの確認をしてみましょう。

クレジットカードの所持件数は金融機関の信用情報に記録されるため、カードの発行ができるからといって、たくさん所持しすぎてしまうと、いざとなった時、住宅ローンや車のローンなどが組めなくなる場合があります。
気をつけましょう。

カードの所持枚数が多い

たとえ、社会的な地位もあり、年収が高い方であっても審査に通らない場合があります。
それは、金融機関での遅延、延滞などの情報が登録されてしまっている場合です。

審査基準にはふれましたが、やはり延滞情報はたとえ収入が人より多くても、返済の能力に大いに疑問を与えてしまいます
複数枚のカードホルダーが1件でも遅延情報が発見されると、他のカードも利用が止まってしまう場合があります。

ちょっとした勘違いや、手違いで手に入るはずのカードができない事態にならないように、支払関連はきっちりと確認をしましょう。

クレジットカード会社に虚偽だと判断されている

クレジットカードの審査はいろんな尺度がありますので、一概に総量規制の原因だけとは言えません。
しかし年収の中でいうとこういう原因が考えられます。

例えば、クレジットカードの審査をするときに他社の借入については、金融機関は個人の信用情報にアクセスができるため、
すぐにわかってしまいます。

特に収入証明を求めない種類のクレジットカードの場合、クレジットカード会社では、その方の自己申告した金額しか頼れるものがありません。
つまり、嘘をついても相手にはわからない。ということになります。

逆にいうと、そういった場合は年収の高さは、審査の中でそれほど重要視されていないことになります。

それでは、返済能力をどのように判断しているのでしょうか。
それは、ご自身の申告した年齢、年収、借入を元に推測しているわけです。

クレジットカード会社には、数万人という人数のデータがありますので、
信頼性は相当高いと思います。

年齢の割に高い年収であったり、会社に入社したばかりで平均より高い年収がある場合は、かえってマイナスの評価になることもあるかもしれませんね。

自分の考えではなく、クレジットカード会社の基準に自分が達しているかどうか、支払に遅延はないなど様々な可能性を考え、事前に準備することが大切です。

態度・対応が悪い

クレジットカードの申込みをする際に、実は個人の信用情報以外で審査に落ちる場合があるのです。
それは、態度や対応が悪い場合。窓口での受付もそうですが、確認や連絡時の電話の対応などで、忙しかったりするとついついおざなりな対応になってしまいがちですね。
ただ、極端に言葉遣いが悪かったり、態度に出してしまうと審査をしてくれる方の心情を悪くしてしまうことがあります。

もちろんへりくだったり、極端に丁寧すぎる必要はありませんが、一般的な常識の範囲で相手の質問や連絡の意図を読み取り、丁寧に対応をすると良いでしょう。

このようにあくまで審査される立場ということを忘れずに相手がどのような情報を求めているのかということを感じ取り、それにそって対応しましょう。
また、契約後も増枠の交渉などをされるケースがありますがあまり過度な交渉は避けるようにしましょう。

審査に落ちる理由は様々ですが、特に内的な要因はこのように心がけ一つで軽減することができます。
意識した対応を心がけましょう。

ちょっとした入力ミス

クレジットカードの申込みをする際に記入欄に間違いがあると、本来であれば審査基準を満たしているのにクレジットカードの発券ができない場合があります。
よく聞くケースでは、電話番号が間違えているケースがあります。

電話番号は在籍確認に使用されますので電話番号が違うだけで審査に通過できないといったケースがあります。電話番号を記載する場合は資料を見ながら記入し確認するなどチェックを怠らないようにしましょう。

年齢なども間違えて記載するケースがあるようです。うっかりミスがないように申込みをする前に特に数字の間違いがないか確認をしていきましょう。

審査に落ちた理由を知る方法はない

やはり、最初のころはクレジットカードの審査に通らないときは理由が気になるものです。
しかし、どこを改善したら審査に通るのか教えてしまっては審査にならないというカード会社の都合もあるのです。

やはりクレジットカードの審査を通すためには、各クレジットカード会社ごとの審査基準があり、さらにクレジットカードのグレードによっても変わってきますので、自分がどのステージで審査を受ければ良いのか、しっかりと研究していきましょう。

審査に通りやすいオススメのカード会社

クレジットカード会社を厳選すると言っても、どのように選べばいいかわからない。
そんな声を聞くことがあります。

クレジットカード会社はそれぞれの会社によって独自の審査基準を設けています。
審査の内容はそれほど変わらないのですが、どのラインで決済するかは各クレジットカード会社によって違います。

また発行元となっているカード会社の系統によっても異なり、独自のサービスを展開しています。

そんな数多あるクレジットカード会社の中から、審査が緩いクレジットカード会社をご紹介します。

流通系

楽天カード

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イオンカード

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流通系カードとは、小売業者やその子会社が発行するクレジットカードで、発行元となる百貨店、量販店、スーパーなどに来る顧客を対象に顧客管理と固定化を目的としています。
お買い物をする層に広げたいという目的があるため、審査基準は緩めです。主婦や学生に人気のカードが多いです。

航空系

ANAカード

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JALカード

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マイルを効率よく貯めるのであれば航空系クレジットカードが必須です。条件は各企業によって違いますがショッピングに利用した金額に応じてマイルがたまり、貯まったマイルで現金を使わずにフライトをすることが可能なお得なカードです。
航空系のカードはグレードがかなり分かれていますので、比較的手に入りやすいグレードのカードもあります。
収入に不安があるかたは、クレジットカードのキャッシング枠を0円で申し込むなどしてみましょう。

このようにクレジットカードは発行会社によって様々な用途があり、クレジットカード側の都合もあります。
もちろんクレジットカード自体のグレードもありますので、クレジットカードのステータスについても触れていきたいと思います。

今回は初めてクレジットカードを作る際に注意したい点をまとめてみました。

基本的には高ステータス、高機能(ポイントが普通より多く付与されるなど)なカードになればなるほど審査基準は高くなります。
ゴールドカードやプラチナカードなどのホルダーがステータスとみなされるのは、社会的な信頼度が高いとみなされるからなのです。

審査に通りずらいと感じたら、なるべくシンプルなクレジットカードを選んで見るといいかもしれません。また、枠の大きさによっても審査基準がことなりますので、お買い物やキャッシングの枠を少なめに申告するなど工夫が必要です。特にキャッシング枠があるとカードローンの審査と同じようにみられる場合があるので、他社ですでに利用がある場合などはキャッシング枠をなしにして申し込むのもいいですね。

カード会社によっては定期的に増枠をすることができますので、契約後に必要に応じて検討してみてください。

初心者向けのカードなどもありますので、使用の用途に合わせて事前にしっかりと確認して、充実したクレジットカードライフを送りましょう。