近年個人による不動産投資が盛んになっています。特に仕事をしながらでもお手軽にすることができる投資としてサラリーマンの副業として人気を集めています。今回は初心者が不動産投資をする場合はどのように進めていけばいいのか、また不動産投資に潜むリスクなども合わせてご紹介していきたいと思います。
不動産投資とは何か?
不動産投資とはアパートやマンション、駐車場などの「不動産」に投資することを指します。利益はインカムゲイン(家賃)・キャピタルゲイン(不動産売買益)の種類があります。近年副業として流行しているのはインカムゲイン(家賃)目当ての不動産投資になっています。
不動産投資を始めるにあたっての準備
お手軽と言われている不動産投資ですが、最低限の情報を理解しておかないと悪徳業者のカモにされてしまいます。しっかりと正しい知識をつけてから不動産投資を行うように心がけましょう。
不動産投資の成功は物件で決まる
不動産投資の成功はどの物件を選ぶのかで決まります。ですから、物件の選択は最も念入りに行わなければなりません。人気化しやすい物件のポイントは下記になります。
・駅やショッピングセンターに近く生活しやすい物件
・デザイナーズ・マンションなど「付加価値」のある物件
資金管理を徹底する
不動産投資の場合ローンを組んで、投資物件を買うケースが一般的です。まず、複数の金融機関をあたって、最も金利の安いところを選びましょう。最近ではネットバンクの金利が安く人気になっています。
物件購入からのキャッシュフローですが、初年度は赤字になりやすい傾向があります。それは、初年度にかかる経費が多いためです。不動産投資の場合、本業と合算して損益通算することが可能です。しっかりと確定申告して、かかった経費で「節税」するようにしましょう。そのためには何は費用として認められるのかを把握しておくことが大事です。また、費用は繰越することも可能です。
空室リスクへの対応
インカムゲイン目当ての不動産投資の場合、空室の場合でもローンの支払いが発生するので注意が必要です。空室の場合も想定し、資金管理をしっかり行うようにしましょう。
管理会社はしっかり吟味する
サラリーマンの副業として不動産投資をする場合、入居者募集・家賃の回収などは管理会社に委託するケースが一般的です。しかし、もし不動産会社が倒産したらどうなるのでしょうか?敷金や家賃が回収できなくなるといったリスクがあります。ですから、できるだけ古くからあり、実績を積んだ不動産会社を選択するように心がけましょう。
前述したように、不動産投資は即効性のある投資ではありません。基本インカムゲイン目当てに設定して、長期で取り組むことが大事です。ただし、環境要因(企業や学校などの移転)によっては早急に不動産を売却してリスクを抑える必要も出てくるので、日々の情報収集を欠かさないようにしましょう。また、不動産取得のためにローンを組むのが一般的なため、月々支払いで日々の生活が圧迫されないように余裕を持った資金管理ができるのかもポイントになってきます。