ベンチャー企業の社長がよくインタビューなんかで「◯年以内に上場目指します」と発言したりしますが上場と一体何なのでしょうか?
最近だと、女子高校生社長で話題になった株式会社AMFの椎木里佳さんなど「最年少上場目指したい」など発言しております。
なぜ社長はそこまで上場にこだわるのか、そこには上場することにより得られるメリットがあるからです。
では一体どのようなメリットがあるのか一緒に勉強してみましょう。
上場とは
上場とは企業が資金集めをするために、証券取引所で株式が売買できるようになったことを「上場」といい、会社が創業者の手を離れ、一般の公のものになることを意味しています。
上場するには
- 株株主数(上場時見込み)
- 流通株式(上場時見込み)
- 時価総額(上場時見込み)
- 事業継続年数
などの項目で基準を満たさなければなりません。
このサイトに各市場の詳しい上場基準が載っていますので詳しく知りたい方は確認してみて下さい。
また上場には種類があります。
まず上場出来る証券取引所が世界には複数あり、
日本国内だけでも次の4種類の証券取引所があります。
- 東京証券取引所(東証)
- 名古屋証券取引所(名証)
- 福岡証券取引所(福証)
- 札幌証券取引所(札証)
国内の全上場企業の9割が一番上の東京証券取引所(東証)上場しているといわれていて私達が取引する銘柄もほぼ東証の銘柄だと考えていいでしょう。
また、その東証の中で次の4つの市場に別れています。
企業が上場するメリット
上場するには厳しい審査を突破する他、多額の費用がかかると言われています。
ではなぜ企業はそこまでして上場したいのかそのメリットとは一体なにがあるのでしょうか?
企業が上場を目指すのには以下の理由があります。
- 1資金調達が用意になる
- 2社会的信用が格段に上がる
- 3知名度のアップ
- 4社員のモチベーションがあがる
やはり上場できたということは、将来性へのお墨付きを公的機関からもらったことになります。
社会的信用も格段にあがり、資金的にも、他社への信頼度も含め事業の拡大にかなりつながるといえます。
またそこで働く社員の社会的地位もあがりますので、モチベーションにもつながるでしょう。
企業が上場するデメリット
企業が上場することは経営側にとっていいことばかりではありません。
まず株を売るということは株主がいるわけで、この人達の意見に応えていかなければならないのです。
また株の売買が自由に出来ると言うことは買収される恐れもあります。
企業にとって不利になる株主に買われてしまう可能性もあります。
企業が上場する時が資産を増やすチャンス!?
IPO(新規上場)株は基本的に勝率が高く値上がり率の高い株といわれています。
IPO株への投資はかなりチャンスといえ、一夜にして利益が投資額の何倍にもなることも珍しくありません。
その分人気も高いのでほぼすべてのIPO株は抽選となっています。
ですが、口座を開設してしまえば皆さんにチャンスはありますので、ダメ元でも一度抽選に申し込んでみるのもありだと思います。