2018年後半の注目!仮想通貨ビッグイベント5つ

2018年後半の注目!仮想通貨ビッグイベント5つ 仮想通貨

2017年は日本国内では仮想通貨ブームと言えるほど一般でも話題になり、2017年の末からすべての銘柄の価格が急上昇しました。
その後、2018年に入ってからコインチェック事件などがあり、一時は200万円を超えたビットコインの価格も100万円を下回るまで下がっています。

2018年はコインチェックやモナコインなど、ハッキングの事件も複数起こっており、ネガティブなニュースもあります。
一方で、2017年から本格化したICOのトークンセールには、どんな案件が出現するか今年も注目が集まっています。

そんな2018年の後半で気になるイベントをまとめました

1.コインチェックのサービス再開

日本国内で2018年に気になることと言えば、コインチェックが無事サービス再開できるかといことです。
コインチェックの特徴は、取引所の利用方法が初心者にもわかりやすいシステムになっており、取り扱い仮想通貨の数が非常に多く色々なアルトコインを購入できるというメリットがありました。
このようなことから、コインチェックが無事サービス再開できれば、日本国内の仮想通貨取引を活性化させることになります。

現状はリスクやネムなど注目の仮想通貨も、売買できる国内の取引所は非常に限られている状態です。
たくさんの銘柄が取引できるコインチェックの復活を望んでいる人は多いはずです。

現在コインチェックはマネックスグループが買収を完了し、サービス再開に向けて準備しています。
しかし、コインチェックは金融庁の認可がおりていないみなし業者です。
サービス再開するには、まずは金融庁の登録をすませる必要がありますが、認可がおりず廃業してしまう可能性もあります。
金融庁の審査結果は2018年の後半には明らかになると思われますので、コインチェックがこれからどうなるか注目されます。

2.イーサリアムのPoS移行

2018年には、イーサリアムのマイニング方式がプルーフ・オブ・ワーク(PoW)からプルーフ・オブ・ステーク(PoS)に移行する予定となっています。
2018年5月にモナコインを含むいくつかのPoWのコインでハッキング事件が起こりましたが、この事件はPoWの欠点をついたものでした。
以前から指摘されていたPoWの問題点が現実になった形ですので、今後PoWからPoSに移行を検討する仮想通貨が増える可能性があります。

イーサリアムは時価総額上位の人気コインのため、イーサリアムがPoWからPoSに移行する前例となれば、その他のコインでもマイニング方式の変更が増えるかもしれません。
イーサリアムのマイニング方式の移行が混乱なくスムーズに進むのか注目されます。

3.リップルと大手銀行とのプロジェクトの進展

リップルは銀行間の国際送金の橋渡しとなる仮想通貨で、世界各国の大手銀行や国立銀行などと送金サービスの開発を行っています。
日本国内では三菱UFJ銀行と提携して次世代送金サービスの実証実験を行っており、2018年に何らかのプロジェクトの進展があるのではないかと思われます。

リップルは社会的にも大変注目度が高く、提携している企業も多いため、プロジェクトの進展があったときは新聞に載るぐらいのニュースになります。
リップルの価格は2018年も上昇すると思われますので、最新情報見逃さないようにしておきましょう。

また、リップルは2018年にアメリカの大手取引所coinbaseに上場するかもしれないと言われています。
取引量が多い海外の取引所に上場することでさらに価格が上昇する可能性があります。

4.ビットフライヤーの株式上場

公式的な発表があったわけではありませんが、2018年にはビットフライヤーが株式上場するのではないかという噂があります。
仮想通貨取引所として株式上場となれば国内では最初の例になりますので、ビットフライヤーは国内ナンバー1の取引所として大きく躍進することになるでしょう。

仮想通貨業界はリスクもある不安定な業界ですが、ビットフライヤーは電通やリクルート、SBIなど日本を代表する大手企業が出資しています。
そのため会社の信頼性については申し分ありませんので、上場の手続きもスムーズに進むのではないかと考えられます。
ビットフライヤーはアメリカなど海外にも取引所を開設する方向で進んでおり、最近になって事業の拡大が顕著になってきています。

5.SBIバーチャルカレンシーズのサービス開始と「Sコイン」のリリース

SBIバーチャルカレンシーズは、ネット銀行やFXなどでも有名なSBIグループの取引所です。
2017年の下旬から先行口座開設申込を受付していましたが、コインチェック事件の影響かサービス開始が延期されていました。
2018年7月に全面的にサービスがスタートする予定です。

SBIグループは独自の仮想通貨「Sコイン」も発行する予定です。
「Sコイン」はザイフのようなトークンではなく、日常決済用の通貨として発行されるものですので、どのようなサービスになるのか注目されます。
また、SBIグループは「SBIMAX」というグローバル対象の取引所を開設するという噂もあります。

SBIグループが今後どのような事業展開をしていくのか、2018年後半には具体的な情報が明らかになってくると思われます。
まとめ
仮想通貨は2017年から一般でも認知度が急上昇したため、2018年には大企業と関連した大きなイベントがたくさんあります。
時価総額上位の仮想通貨に大きな変化があると、仮想通貨全体の値動きにも影響します。
色々な方法で情報収集をしつつ、効率的な仮想通貨投資ができるようにしましょう。