近年の不動産投資ブームで人気なのは初期費用も安い中古マンション投資です。中にはワンルームマンション投資から成功して、1棟マンション投資ができるまでに成功する人も出ています。マンション投資のメリットとデメリットから成功するマンション投資とは何かを考えていきましょう。
マンション投資とは?
マンション投資とはマンションを住居としてではなく投資用に購入して、そこからインカムゲイン・キャピタルゲインを得ることです。
区分マンション
区分マンション投資とは1棟丸ごとではなく、その1室を投資用で購入し投資することです。初期費用が安く済むため、サラリーマンの副業として区分マンションが人気になっています。区分マンションにはワンルームマンションとファミリータイプのマンションの2種類あります。
1棟マンション
マンション1棟を丸ごと購入して投資することです。
最初は資金面・経験面でもワンルームタイプのマンションから投資を始めましょう。まずはマンション投資に慣れていくことが大事だからです。
マンション投資のメリット
少額に資金から始めることが可能
マンション投資の場合一般的にローンを組んで投資します。ですから初期投資の資金は少なくて済みます。
節税効果がある
不動産投資の場合本業との合算が可能です。ですから、不動産投資にかかった費用は確定申告することで所得税の還付や住民税の軽減に役立ちます。
生命保険かわりになる
ローンを組んでマンションを購入した場合、「団体信用生命保険」に加入することになります。死亡時や高度障害になった場合、ローンはすべて保険会社が支払うことになります。ですから、遺族にはローンなしの物件が残るため、生命保険かわりになります。
老後の年金代わりになる
ローンが支払い終われば、ローンなしの物件が手に入ります。家賃は全部利益になりますので、老後の年金代わりになります。
相続税対策になる
現金と比較して、マンションを相続した場合は最大6割も相続税評価額を減少させることが可能です。ですから相続税対策としてマンション投資は有効な手段と言えます。
マンション投資のデメリット
空室リスク
マンション投資最大のデメリットは空室リスクです。入居者がいない場合でもローンの支払いは免除されないため、負担だけが発生してしまいます。空室リスクを加味した資金管理をすることが重要です。
家賃滞納リスク
入居者が家賃を支払ってくれない場合はどうしたらよいのでしょうか?そういったリスクもマンション投資には存在します。ですから家賃保証を付けるようにしましょう。家賃保証を付けた場合、保証会社が家賃を支払ってくれるので安心です。
修繕費やリフォーム代金の発生
突然給湯器が壊れたりした場合、修繕費用が発生します。こうした突発的な費用が発生するリスクがあります。また、入居者の入れ替え時にはリフォーム代金も発生します。こうした費用に備えて、普段から積立をするなど対策をすることが大事です。
流動性によるリスク
現金とは違って不動産の場合換金性が低いことがデメリットになります。いくら最速で換金したとしても最低1か月はかかります。
ご紹介したようにマンション投資にはリスクも存在します。マンション投資で勝ち組になるのはどのようにしたらよいのでしょうか?まずは、必要な知識を身につけることです。そして悪質な不動産業者の餌食にならないようにしましょう。
必要な知識を身につけて優良物件を探す、これがマンション投資で利益を上げる勝利の方程式になります。