今回はミニ株を実際どのように運用していけばよいのか、ミニ株投資初心者向けの簡単な実戦テクニックをご紹介していきたいと思います。
ミニ株の特徴を利用する
ミニ株の特徴とは何でしょうか?最大の特徴は「安く買うことができる」です。この安く買えるこというミニ株の特徴を利用した投資方法をご紹介していきたいと思います。
ミニ株の特徴を利用する その1 安く買える
憧れの任天堂株やユニクロ株(ファーストリテイリング)など実際に購入する場合任天堂なら360万円、ユニクロならなんと最低購入代金で520万円もかかってしまいます。どちらも新車1台余裕で買えちゃいますね。こういった憧れの値嵩株もミニ株なら、1/10で購入することが可能です。また単元未満株なら1株からも購入ですので、憧れの企業の株主になることがあります。
ミニ株の特徴を利用する その2 多銘柄を購入することができる
ミニ株を利用すれば、1/10の単位から購入することができます。
投資金額が100万円だとしましょう。1,000円の株式の最低単元数が100株の場合の最低購入代金は100万円になり、1銘柄にしか投資することができません。この場合、投資銘柄が下げてしまえば長い間含み損生活をすることになる可能性もあります。
ここでミニ株を利用した場合、1/10の単位から購入することができるので投資資金は同じ100万円でも10銘柄に分散投資することができるのです。多銘柄に投資すれば、それだけリスクを分散することができます。ですからミニ株を使ってうまくリスク分散することが可能です。
インカムゲインを利用する
株主優待で利益率アップ
ミニ株でも株主優待がもらえる企業があることを知っていますか?その場合、単元株で投資するより、ミニ株でインカムゲインを狙ったほうがリターンは格段よくなります。うまく株主優待を使って、利益率を上げていきましょう。
≪ミニ株でも株主優待をもらえるオススメ企業≫
企業名 コード番号 優待内容
ジャパンベストレスキューシステム 2453 キッザニア優待券
1株 :1枚
ハニーズHD 2792 10株 :自社店舗で利用できる優待券500円相当
ニッケ 3201 1株: 株主優待カタログによる特別価格販売
テルモ 4543 電子血圧計、電子体温計、栄養補助食品などの優待販売
京セラ 6971 自社が指定する自社及びグループ会社の製品・サービスを特別価格で販売
NEW ART 7638 ジュエリー商品15%~20%割引など
上新電機 8173 買物優待券(1枚200円相当)
1株 :25枚
高配当銘柄を狙う
ミニ株投資でも持ち株に応じた配当をもらうことができます。ですから、高配当企業に投資してインカムゲインで稼いじゃいましょう。
≪高配当のオススメ企業≫
企業名 コード番号 配当利回り*
日産自動車 7201 5.29%
JT 2914 4.67%
日本ハウスホールディングス 1873 4.63%
明和地所 8869 4.54%
双葉電子工業 6986 4.52%
*2018年6月24日現在
現在日経平均の指数が停滞しています。ですから高配当企業が投げ売り状態になっています。うまくポートフォリオを組んで高配当銘柄に投資したい場面です。なお、高配当銘柄は自動車系と不動産系に多くみられます。
インカムゲインならNISAを上手く利用しよう*
NISA(少額投資非課税制度)を利用した場合、毎年120万円までの投資にかかる売買益と配当の税金が「ゼロ」になります。正確に言えば、課税対象外になります。通常株式の売買益と配当金には20.315%の税金がかかっています。これが免除されるのは大きいですよね?ミニ株を運用するならNISAを使って、うまく節税していきましょう。
今回は実際にミニ株をうまく運用するテクニックをご紹介してきました。どのテクニックも誰でも簡単に使えるテクニックですので、ぜひとも利用してみてください。